プロフィール(1)

はじめまして。
藤野ゆきこと申します。

私がメイクに興味をもったのは、
実はこの1、2年の事です。

20代、30代のころは「若さ」だけに全てをお任せしておりました。

ファンデーションを使い始めたのも、たしか20代後半。
ファンデーションを何のために塗るのかわからなかったんですよね。
「若さ」ってすごいですね。今ならこんな疑問出てきません。

それから十数年、なんとなく、ただテキトーに塗って
テキトーに眉描いて、
あとはテキトーにリップを塗って、
ときにはチークも使い
そしてたまには色をかえてみたりして。
でも、テキトーなんでたいして代わり映えもしてないし
それ以上に興味を持つ事も無く、
30代後半に。

このころはちょうど仕事をやめ、
ほとんどノーメイクの毎日でした。

自分の顔の変化って、それまでも何度かあったのですが、
30代後半で気づく変化には、ちょっとした恐怖を感じました。
(そういえば、そうだったなぁ、と今思い出してます)

「もう、これからは老けていくだけなんだなぁ。」

たぶん絶望感いっぱいでした。

そして、今まで着てたような洋服が似合わない、と感じます。

つぎに、何着ても似合わない、と感じます。

もうおしゃれにすら興味をうしなっていました。

「老ける」ということが
こんなに自分を憂鬱にさせるんだ。

私は「若さ」に執着があるらしい。

ここまで生きてみないとわからなかった自分の部分です。

長くなったので続きます。